石橋英樹の孤独だったり孤独でなかったりするグルメ

福岡(久留米)→東京(多摩地区)→大阪(江坂)→ニュージーランド(オークランド)→東京(赤羽)→東京(調布)→東京(田園調布)→神奈川(武蔵小杉)と点々とした私が、様々なジャンルの『食』をテーマに書き綴っていくブログです。

第2回:ラーメンその2~久留米人が東京ではじめに好きになったラーメンは?~

どうもです。
第1回で書いた通り、硬麺派でも替玉派でもないけど豚骨ラーメン大好きな石橋英樹です。

今回は、そんな豚骨原理主義者だった私が、上京してはじめて美味しいと思ったラーメンを皆さんにご紹介します。

それはずばり『豚骨醤油ラーメン』です。
こう書くと皆さん当たり前じゃん!と思われるかも、ですが、違うんです。
今ならともかく、私が久留米にいた30年前は、ラーメン屋=豚骨ラーメン、で、醤油・味噌・塩といったラーメンはインスタントの世界にしかありませんでした。
そんな私がはじめてお店で豚骨以外のラーメンを食べて「美味しい!」と思ったのが、豚骨醤油だったんです。

私は東京に上京した最初は、多摩地区に住んでいました。そこで一世を風靡していたのが、豚骨醤油の『ラーメンショップ』系列店。特に西国分寺の『とんとんラーメン』にはまりました。

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ラーメンショップ系は、豚骨醤油でありながら、今はやりの家系ほどくどくない。どちらかというとマイルドです。要は醤油や脂が効きすぎず、でも普通の豚骨よりはちょっと醤油が心地よく香るタイプで、あっさり系豚骨の親戚みたいな感じ、でした。

そしてこのスープに、醤油でなくて豆板醤系の辛子味噌が合うんです。はじめはそれは入れずスープ本来の味を楽しみ、途中で投入し味変を楽しむ。ボリュームあるも最後まで飲み干せる、というか飲み干してしまいたくなるスープは、まさに絶品でした。

皆さん少し誤解していらっしゃると思いますが、福岡の豚骨ラーメンも店によって個性が様々で、ド、がつく位こってりのものもあれば、さっぱり系もある。そして私はどちらかと言うとさっぱり系の豚骨が元々好きだった。そんな私の好みに、この店のラーメンはビンゴ!だったんだと思います。

それからは美味しい豚骨醤油ラーメンを求めて食べ歩きました。多摩地区では小金井の『椿』や武蔵小金井の『江川亭』。果てはホープ軒も本店のみならず野方まで制覇。そうしてどっぷり豚骨醤油にはまった私は、ようやくインスタント以外の醤油・味噌・塩に向かい合う心と体の準備ができました。そんな私が次に虜になったのは、意外なジャンルのラーメンだったのでした(続く)

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